日本とアメリカ、インターネットのルールの相違。
『BBSでの嫌われ方』という文章を見つけた。
どうやら「パソコン通信」時代の文章らしい。「インターネットで嫌われる行動」が70ほど書き出してある。コピペの類であろう。
読めば「今も昔も変わらないな」と思うに違いない。例えば
60.リッチを匂わす奴 「ヨット遊びの帰りにベンツの中で夕陽みながらメロン食べました」なんてヤツ
62.プアを匂わす奴 「クーラーのない台所のミカン箱の上でアクセスしてます 暑い」なんてヤツね
オチが無いんじゃ、やっぱりただの自己満足だな。
別にインターネットに限ったことじゃない、当たり前だといったものも散見される。こういった語気が強い文章が伝播していきやすいのは、今も昔も変わりなく、普遍といったものを尚更感じさせる。ツイッターなどで「25.RESしか書かない奴」になっていやしませんか。
このページを見て思い出したのが、最近知った“rule34”の事。
サザエさんのタラちゃんや、機動戦士ガンダムのザク、聖徳太子のエロ画像を見つけた時に、人はかの名作「攻殻機動隊」のセリフを借りて「ネットは広大だわ」と言うらしい。俺は言ったことは無いが、海外でそれにあたるのが“rule34”だということだ。
“If it exists there IS porn of it”
「この世の全ての存在にはそれのエロ絵が存在する」の意である。
俺は英語が解らないし、当然Know You Memeなんかまともに読めない。参考にできる人は参照欲しい。
1) Do not talk about rules 2-33
34) There is porn of it. No exceptions.
要するに「鮫島事件」のような事なんだろうか。
カミナリの「100個の注意事項を言う」という漫才のネタを思い出すが、インターネットにはおおよそ47のルールがあって「この世に存在しないエロ画像など無い」がその大体34番目だよ、という事を言いたいだけのようにも読める。
06年頃に発生し、後に「やっぱり2から33の間が何なのか気になるな」とでもなったのだろうと思う。以下の形に至る。
これ、日本語に訳すと面白い気がするんだけどな、と思った事を、思い出したのだった。
Rule 30. There are no girls on the Internet.
Rule 31. Tits or GTFO.
「インターネットに女なんかいない。おっぱいの画像が無いなら黙れ。」いかにも旧世代的で良い。あの元気に腕を振るAAが想起されますね。
前述の「BBSでの嫌われ方」にもこのようにある。
18.女になったり男になったりする奴 やたら変身願望を満たすだけで 通信してるヤツね
英語圏にも日本と同じように「ネカマ」が存在したのか、と思うと胸が熱くなる。言葉は違えど、男は男でやる事は大体一緒なんだな。俺もネカマになってレズビアンのチャットに参加してみたりしたものだ。多分相手もネカマだった事だろうと思う。虚しくもある。
最後にもう一つ「嫌われ方」を紹介して終わりとする。
43.やたら転載しかしない奴 こういうのを”転載バカボン”という
以上。